消せるボールペンとして一世風靡したフリクションが、新しいタイプのペンを発売したことをご存知ですか。フリクションボールノックゾーンは、フリクションシリーズの中でも最上位に位置するボールペンです。手にとり実際に書いた瞬間にわかるのは、そのインクの濃さと言われています。これまで、フリクションの黒インクはどちらかと言えば薄い色味という印象が強いものでした。

ですが、フリクションボールノックゾーンで使用されているインクは、黒の濃度を30%もアップしたインクです。従来の製品と比較しても、はっきりと違いがわかるほどインクの色が濃くなっています。これまでフリクションは色が薄いから、と避けていた方はまず試してみるべきでしょう。フリクションボールノックゾーンは、レフィルも進化しています。

これまでのフリクションのレフィルは樹脂を使用したものでした。フリクションボールノックゾーンのレフィルは、その濃いインクを使うために新しく開発されたレフィルです。金属製のレフィルで、「Ver.2」の刻印も施されています。レフィルを金属にすることで、別の点でもメリットが発生しました。

フリクションボールノックゾーンのレフィルは従来のペンよりも、1.7倍インク量が増えています。これは、レフィルのパイプの壁が薄くなったために生まれたメリットです。このため、インクを長持ちさせることに成功し、従来よりも1.4倍の筆記距離を記録しています。濃さと長持ちが両立する、ハイブリッドなボールペンが誕生したのです。